品質管理の維持が大切

継続は必然

品質管理で重要になるのは、維持をすることです。
一瞬だけの品質管理は、何も影響を残しません。
継続しながら、サイクルの中に取り入れていくことが、重要なのです。

管理という言葉を考え直してみるとよく分かります。
管理とは、効率良くしていくだけではなく、継続的に目的を達成できるようにするための活動なのです。
品質管理を考えるのであれば、一瞬ではなく継続していかなければいけないのです。

では、どんなことがサイクルなのかといえば、PDCAになります。
それが理解できていないからこそ、品質の向上が果たせないのです。

PDCAのサイクルの活用と維持

維持継続するために、なぜPDCAが重要なのかを考えなければいけません。
PDCAとは、計画、実施、確認と評価、対策の頭文字をつなげています。
これがなぜ細工なのかを考えてみましょう。

品質管理の計画を立案したとします。
前例もない状態から始めるのであれば、理想的な部分を置いて、達成するための計画となるでしょう。

立てた計画は実施しなければ意味がありませんので、必ず初めるはずですが、そうなると何か不都合にある点が見えたりするはずです。
実施したことを評価しながら、次に対策を考えるでしょう。

こうしたらよかった、計画の段階から修正するべきだったこともあるはずです。
これを最初の計画に戻していくことにより、サイクルを作り上げることができるようになります。
ここからも、品質管理自体の質を向上していくのであれば、1度のチャレンジではなく、サイクル化して行かなければいけないことがわかるでしょう。

標準化とばらつきを抑えるために

維持して継続していかなければいけないのは、何もサイクル化するだけではありません。
標準化することにも大きな影響があります。

標準化とは、誰か特殊な技能がなければできないのではなく、誰でも常に同じ高品質を達成できるようにすることにあります。
マニュアルの整備をしたり、指示書をつくり、ガイドラインを策定したりすることになりますが、これも維持していかなければ役に立ちません。
PDCAの先にあるものが標準化なのですから、業務効率の改善を果たしていくためにも、品質管理のためにも、維持していくことが重要となるのです。

品質の維持ができるということは、不良率を下げる効果も持っています。
不良率が下がれば、顧客からの信用も上がっていくことでしょう。
どんなに高品質であっても、不良率の高い商品は、信用を失うことになるのです。

工場では、ばらつきは決してなくすことはできません。
必ず発生するでしょう。
ですが、できるだけ偏差を狭い範囲におさめていくことが重要です。
そのためには、品質管理を維持し、常に影響を発見しながら排除する活動を繰り返していかなければいけません。