新人の離職を防ぐ方法

原因を考える

せっかく新人を採用したのにもかかわらず、次々にやめてしまうということが起きます。
工場は、どんなにオートメーション化が進んでも、人がいなければ稼働させることができません。

新人がやめていってしまえば、将来人材に空白が出てくる可能性が出てきます。
こうした空白が、経営に大きなダメージを与えることは、簡単に予測がつくことでしょう。
離職率が高くなってしまっている原因は、いったいどこにあるのか、考えるところから始めなければいけません。

離職する理由はどこに

離職率を考えるうえで、離職理由から調査を始めることでしょう。
やめる理由は人それぞれであり、特に多くなるのは人間関係になるでしょう。
これがストレスになることはよくあります。

仕事の内容や待遇に原因があることもあるでしょう。
仕事量が増加したのにもかかわらず、給与が追従しないといったことがあれば、モチベーションが下がり離職していきます。
こうしたことが、将来への不安へとつながっていけば、やはり離職してしまうことでしょう。

ここからわかることは、労働時間と給与の問題が色濃いということです。
労働時間が長くなれば、疲労も取れなくなり、自分の時間も満足に過ごすことができなくなるでしょう。
これがモチベーションを低下させます。

低賃金が重なれば、転職しようと思うのも当然です。
これに人間関係が重なることがあれば、離職率は必然的に上昇するでしょう。

問題を見つけ改善するだけでいいのか

問題がわかれば、改善すればいいだけのことでしょう。
労働時間が多すぎるのであれば、できるだけ分散できるように改善していけばいいのです。
賃金が低いのであれば、昇給を考えることも一つの手でしょう。

人間的な問題の場合、人事で解決できることもあります。
しかし、これらを行っても、離職率は下がらなかったりするのです。

これは、問題を見つけ対応しているだけでしかありません。
結果的に社員の方向を向かず、自社の考えだけで、離職率を抑え込もうと考えているにしかすぎないのです。

そもそも、やめていった人の名前や誕生日を知っているでしょうか。
どんなことが趣味であるかわかりますか。
もっと単純に言えば、工場ですれ違ったときの顔色を見て、挨拶できているでしょうか。

もっとコミュニケーションをとっていかなければ、離職率はいつまでたっても下がりません。
人は機械ではないのですから、問題の究明から対応だけでは、結果は出ないのです。
もう一歩進めて、考えてみる必要を忘れないようにしなければいけません。