玉掛作業者

玉掛けは安全が重視

建築現場などでよく聞く資格に玉掛けという資格があります。
玉掛けとはワイヤーロープなどの吊り具を用い、荷物や建築資材などをフックに掛けて、所定の位置まで吊り荷を運搬するという作業をいいます。
誰にでもできる?と思える作業ですが、実は一歩間違えてしまうと非常に大きな事故につながる可能性もあり、技術をしっかりと持った資格者が行う事が大切なのです。

ワイヤーをかける、外すという作業も玉掛けの作業となりますので、荷物を移動する先でかける人間、さらに降ろす場所で外す人間が必要となり、この場合、外す作業を行う方にも資格が必要です。

クレーン運転によって玉掛けを行う場合、クレーン運転免許、技能講習や特別教習などとは別に、玉掛けの資格が必要です。
1978年9月30日以前にクレーン等の資格を取得されている場合、玉掛け技能講習相当の資格があるとされ、別途資格は必要ありません。

玉掛けの資格を取得したい場合

受講を受ける条件として、18歳以上であることが必要です。
また所有されている免許、実務経験によって講習時間が違ってくるので確認しましょう。

学科と実技があります。
学科はクレーンの知識や玉掛けに関する力学の知識、玉掛けの方法、関係法令、終了考査を行います。
実技はクレーン等の玉掛け、運転の合図、修了試験があります。

クレーン等の玉掛け補助作業実務経験者については学科の玉掛けに必要とされる力学に関した知識、実技のクレーン等運転のための合図が免除となります。
労働安全衛生法施行令第20条第6号、7号、さらに労働安全衛生規則第36条第6号、5号から17号までの業務について半年以上の従事があるものは、実技のクレーン等の運転のための合図が免除です。

鉱山保安法第2条第2項、第4項において高山でクレーン運転等の実務経験が1ヶ月以上ある場合、5トン以上のクレーン運転実務経験が1ヶ月以上ある場合も、クレーン等の運転のための合図が免除です。

試験申し込みや日程等

玉掛けの資格講習は毎月1回程度、実地団体によって行われています。
受講地、受講料、日程等は実地団体で確認が必要です。
問い合わせや実地地区の確認などに関しては、一般財団法人日本産業技能教習教会等に確認してみましょう。
またコマツ教習所の各センターでも玉掛けの資格講習が行われていますので、こうしたセンターで甲州を受ける際には、コマツ教習所の各センターに問い合わせてみるといいでしょう。

玉掛け作業員の年収については賞与込で平均430万円くらいです。
女性も活躍されていて、女性は賞与込で380万円くらいです。
簡単に見える作業でも、基本操作、技術、経験をしっかり積まないと大きな事故につながる可能性がある作業です。
きちんと技能講習等を終えて、資格者として責任をもって作業する事が必要です。